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米家電量販ブランズマート、AUOなど提訴


ニュース 電子 作成日:2011年6月8日_記事番号:T00030493

米家電量販ブランズマート、AUOなど提訴

 米南東部のジョージア、フロリダ両州を拠点とする家電量販店、ブランズマートUSAを運営するインターボンド・コーポレーション・オブ・アメリカはこのほど、友達光電(AUO)、中華映管(CPT)を含むアジアの液晶パネルメーカーとその子会社が国際カルテルを結んでいるとして、フロリダ州連邦地裁に提訴した。ブルームバーグ電などが伝えた。

 原告は各社が1996年から2006年にかけ、国際カルテルを結び、生産量の制限や価格談合などの手段で、テレビ、携帯電話、パソコン用の液晶パネルの価格をつり上げたと主張している。

 原告はまた、各社が毎月または四半期ごとに「クリスタル会合」と呼ばれる会合を開き、液晶パネルの価格や生産量を決定していたと指摘。さらに、日本企業が最初に会合を設け、後に韓国、台湾の企業も加わったなどと主張した。

 訴えられたのは、台湾メーカーのほか、サムスン電子、東芝など15社。AUOとCPTはいずれも「訴状を受け取っていないため、コメントできない」としている。