ニュース 電子 作成日:2011年6月8日_記事番号:T00030499
半導体業界では、12インチシリコンウエハーの価格が今年下半期に10~20%値上がりするとの観測が広がっている。8日付蘋果日報が伝えた。
東日本大震災以降、シリコンウエハー業界は、サプライチェーンの安定を図る必要に加え、第2四半期の価格が既に決定していたことから、値上げを見送った経緯がある。しかし、半導体材料の相次ぐ値上がりと日系メーカーの在庫払底を受け、下半期は値上がりが確実な状況となっている。
台湾のシリコンウエハー大手、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー)、崇越科技(トプコ・サイエンティフィック)は、いずれも「値上げは確実だ」と説明しており、値上げ幅については今月後半に決定する見通しだ。
市場関係者は値上げ幅について、「10%は確実だが、20%の値上げは困難ではないか」と指摘した。
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