ニュース 運輸 作成日:2011年6月9日_記事番号:T00030510
ばら積み海運大手、裕民航運の王書吉・総経理は8日、大きく低迷している業界景気について「第3四半期から景気が上向き、下半期は上半期より良くなる」と語り、2013年には再び好況を迎えるとの見通しを示した。9日付蘋果日報が伝えた。
ばら積み海運市場は、もともと船舶の過剰で運賃が抑えられていた上、オーストラリアの水害や中国の緊縮財政などの影響でさらに低迷していた。また今年から来年にかけて金融危機で遅れていた新造船の引き渡しがピークを迎えるため、今後も苦しい状況が続く見込みだ。
ただ、ケープ型ばら積み船の用船料は現在1万1,000米ドルに回復、今後は突発的なマイナス要因が発生しなければ1万米ドル以上の水準を保つと王総経理はみている。
また徐旭東・同社董事長は、景気低迷を機会に船舶の新旧交代を進めつつ、船隊規模を拡大していく方針を示した。現在建造中の船舶は40隻、今後3~5年で保有船舶数を倍に拡大するほか、業務提携パートナーの導入も積極的に模索する考えだ。
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