ニュース 石油・化学 作成日:2011年6月9日_記事番号:T00030517
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)で起きた火災事故を受け、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の塩化ビニルモノマー(VCM)プラントが雲林県政府から操業停止命令を受け、台塑側が命令撤回を求めていた問題で、県側は8日までに、塩化ビニルとジクロロエタンの排出量が環境基準を上回っているとし、当初の判断通りに操業停止を命じることを決めた。9日付中国時報が伝えた。
VCMプラントは、5月12日の第6ナフサ火災による電力ケーブル焼損で停電し、燃焼塔が停止したため、発がん性がある塩化ビニルとジクロロエタンが環境基準を2〜3倍上回る濃度で排出された。県環境保護局は先月末、法律に基づく操業停止命令を下したが、台塑側は「故意ではなかった」として、命令は撤回されるべきだと主張していた。
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