ニュース 電子 作成日:2011年6月9日_記事番号:T00030520
中華電信はADSL(非対称デジタル加入者線)および光ファイバーによるインターネット接続料金を最大で41%値下げする。政府のデジタル・コンバージェンス(融合)政策に歩調を合わせたもので、今回はほぼすべてのケースで通信速度をアップグレードしてもアップグレード前より割安となる。台湾全土の300万ユーザーが恩恵を受ける見通しだ。3カ月以内の実施を予定している。9日付経済日報が伝えた。
値下げ幅は、ADSL・下り8Mbpsが5%、光ネットは▽4Mbps、10%▽12Mbps、18%▽20Mbps、32%▽50Mbps、41%▽100Mbps、36%──となっている。ADSL・1Mbpsプランのみ据え置き。
国家通信伝播委員会(NCC)の陳正倉副主任委員は、ブロードバンド市場でシェア99%を握る中華電信の値下げにより、主流の接続速度が従来の8~10Mbpsから20Mbps以上へ移るとの見通しを示すとともに、香港やシンガポールに比べ割高とされてきた台湾のブロードバンド環境の改善につながると評価している。
政府目標では、2015年までに通信速度100Mbpsの接続世帯を80%に、光ネットユーザーを600万件に引き上げる計画だ。なお現在の100Mbpsユーザー比率は4月末時点で6%、来年は12%に拡大する見通しだ。
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