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クアンタ、6月出荷500万台回復へ【表】


ニュース 電子 作成日:2011年6月9日_記事番号:T00030527

クアンタ、6月出荷500万台回復へ【表】

 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の5月出荷台数は前月比2.1%増の470万台、同月連結売上高は863億台湾元(約2,400億円)で、前月比5.6%減となった。しかし、6月は下半期の需要期に向けた出荷や、同社が受託生産するアップルの超薄型ノートPC「Macbook Air」新機種の出荷が始まると観測されていることから、出荷台数は510万台まで回復する見込みだ。9日付工商時報が伝えた。

 クアンタは今年、通年の出荷目標を5,700万台としているが、証券会社は上半期2,700万~2,750万台、下半期は3,000万台以上の高水準となる可能性もあると予測している。

 一方、緯創資通(ウィストロン)の5月連結売上高は、前月比6.8%増の521億4,000万元だった。ノートPCとハンドヘルドデバイスの出荷がともに成長、出荷台数はそれぞれ前月比11%増(245万台)、80%増(90万台)となった。6月のノートPC出荷については260万~270万台と予測している。

 また6月の出荷好調見通しを受け、クアンタ、ウィストロンともに第2四半期のノートPC出荷台数で前期比10%増を見込んでいる。