ニュース 食品 作成日:2011年6月10日_記事番号:T00030545
市販の飲料や食品に有害な可塑剤入り乳化剤が使用されていた問題で、食品最大手、統一企業(ユニ・プレジデント)の関係者は9日、板橋地検の事情聴取に対し、摘発を受けた賓漢香料化学(新北市土城区)の乳化剤を少なくとも20年にわたり使用してきたと説明した。10日付自由時報が伝えた。
事情聴取で統一側は、賓漢を信用し、アスパラガスジュース、スポーツ飲料の「宝健運動飲料」に問題の乳化剤を使用してきたことを認めた。同社はその間、成分鑑定は行わず、可塑剤が含まれていることを知らないまま使用してきたという。
統一企業の広報担当者は、「可塑剤事件に関する検察の捜査には全面協力する」とした上で、アスパラガスジュースと宝健運動飲料は既に乳化剤の使用を取りやめたと説明し、消費者に「安心して飲んでほしい」と呼び掛けた。
一方、検察は同日、賓漢の元株主らから事情聴取を行い、乳化剤に可塑剤の添加を決めた責任者の特定を進めた。
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