ニュース 電子 作成日:2011年6月10日_記事番号:T00030554
エルピーダメモリ傘下のDRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)が発表した5月売上高は、前月比6.89%減、前年同月比28.21%減の32億9,300万台湾元(約92億円)だった。ただ同社は、12インチウエハー工場でいち早く45ナノメートル製造プロセスへの移行を完了したことが奏功し、第2四半期も前期に続き、台湾DRAM大手4社で唯一の黒字となる見込みだ。10日付電子時報が報じた。
しかし、DRAM市場で需要が低迷する中、容量2ギガバイト(Gb)のコスト1.5米ドルに対し、スポット価格は1.6〜1.7米ドルで利幅は小さくなっており、同社は7月に30ナノプロセスによる量産を開始し、年内の全面移行を目指す。
同社はクラウドコンピューティング商機を狙い、サーバー用メモリーに30ナノプロセスによる4Gb製品からの参入を計画している。12インチ工場の生産能力の30%を充てる考えだ。
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