ニュース 政治 作成日:2011年6月13日_記事番号:T00030562
国民党の重鎮で前監察院長の銭復氏はこのほど、来年1月に行われる総統選挙について、「馬英九総統の情勢が非常に心配だ」と発言し、その理由として「全国民のための総統でありたいという気持ちが強すぎる」ことを挙げた。12日付聯合報が報じた。
銭氏は「台湾は国民党支持層(青)と民進党支持層(緑)が激しく対立する社会で、馬総統は各方面に気を遣いすぎているため、青を怒らせる一方で、緑は感謝しない」と、支持が膨らまない状態だと指摘した。
そして、2008年以降、多くの立法委員補欠選挙で国民党が連敗を重ねたことについて、「国民党の絶対的な支持層が投票に行かず投票率が下がったことが原因で、これが(総統選で)最も懸念されることだ」と語った。その上で、馬総統の再選の鍵として、「あらゆる国民党支持層に、やっと期待通りの総統になったと思わせる行動を取ることだ」と述べた。
選対事務室を設立
馬総統は12日、総統選の選対事務室「台湾加油讃」を発足させた。今後、課題である南部での支持回復などに向けて選挙運動を本格化させる。
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