ニュース 建設 作成日:2011年6月13日_記事番号:T00030572
遠雄集団(ファー・グローリー・グループ)の趙藤雄董事長は10日、台北市の松山たばこ工場跡地に計画する、台北文化体育園区(通称・台北ドーム)の建設について、今年10月にも着手し、2014年の完成を目指すことを明らかにした。投資額は当初予定の200億台湾元から300億元(約840億円)へと膨らんだ。11日付中国時報が伝えた。
台北ドームは、台北市政府による環境影響評価審査の過程で、付属施設の延べ床面積が1万3,000坪も削減されたため、遠雄集団は採算性の再評価を迫られていた。面積縮小による減収は、地上権設定期間の50年で200億元と見込まれる。環境影響評価は今年5月26日に条件付きで審査を通過していた。
趙董事長は「審査で面積を大きく削られたが、1週間悩んだ末、公益のために事業を推進することを決めた」と述べた。
遠雄集団は、ドーム本体では利益を出すことが困難だとみているが、東京ドームをモデルに、さまざまなスポーツイベント、コンサートなどを開催し、4年以内に損益均衡(減価償却費を除く)を達成したい考えだ。
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