ニュース 食品 作成日:2011年6月13日_記事番号:T00030579
行政院衛生署は12日午前、有害な可塑剤が使用されていたため店頭から撤去された飲料や食品など汚染商品286トンの一括処分を、全土11県・市で同時に行った。馬英九総統は汚染商品の最も多かった彰化県の廃棄物焼却場を訪れ、呉敦義行政院長らと処分作業を行った。12日付聯合晩報などが伝えた。
台中市后里焼却場で処分を待つ可塑剤汚染食品の山(11日=中央社)
スポーツ飲料35万本など処分された商品は液体と固体に分けられ、液体は汚水処理、固体は焼却処理を行った。
馬総統は「政府は食品について原料から追跡可能な履歴システムを構築し、生産過程のすべてが市民の目に見えるようにしたい」と述べた。また業者には自己管理をしっかり行ってこそ、消費者の信頼を回復できると呼び掛けた。
同日処分が行われたのは▽台北市▽新北市▽新竹県▽台中市▽苗栗県▽彰化県▽南投県▽雲林県▽高雄県▽屏東県▽花蓮県──。これまで汚染商品は965項目、関連メーカーは426社に上っている。
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