ニュース 石油・化学 作成日:2011年6月13日_記事番号:T00030583
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は12日、雲林県政府から稼動停止を命じられた海豊工場(同県麦寮郷)で、1,4−ブタンジオール(1,4BG)プラント(年産4万トン)の操業を停止した。同社の1,4BG生産能力は半分近く減少し、化繊メーカーなどへの供給がひっ迫する見通しだ。一方、同業最大手の大連化学工業(年産22万トン)や、台泥化学工業(TCCケミカル、年産3万トン)は受注増が見込まれる。13日付経済日報が伝えた。
1,4BGはブタンジオール異性体の一つで、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリウレタン(PU)樹脂、塗料など、医薬品から紡績、自動車まで幅広く使われている。三菱化学の技術を導入する南亜プラの製品は主にグループ内に供給しており、外部への販売は5,000トンだ。
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