ニュース 電子 作成日:2011年6月13日_記事番号:T00030585
勝華科技(ウィンテック)は、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式液晶パネルの生産強化のため中国の中小型パネル最大手、上海天馬微電子との提携を決定した。有機EL(OLED)タッチパネルの海外ブランド市場での商機獲得を目指す。13日付経済日報が伝えた。
ウィンテックは、タッチセンサーとカバーガラスを一体化する「タッチ・オン・レンズ」の開発に成功している。13年には同技術を導入したOLEDパネルを生産する構えだ。
提携を決めた天馬微電子技術は、NECの中小型パネル子会社、NEC液晶テクノロジーの買収を通じて2,000件以上の特許を取得しており、さらに中国・福建省アモイ市でOLEDパネルと低温ポリシリコン(LTPS)パネル工場に着工した。来年9月の完工後、直ちに量産を始める予定だ。初期月産能力は3万枚、将来的には12万枚まで引き上げる。
黄顕雄ウィンテック董事長は10日開かれた株主総会で、下半期の展望について「非常に良好だ」と語った。同社の主要顧客向け製品では依然ライバル企業がないこと、および下半期より電子ブックリーダー向け製品の出荷が始まることを好材料として挙げた。
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