ニュース 電子 作成日:2011年6月13日_記事番号:T00030587
IC設計大手、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)の梁公偉董事長は、今年もテレビ用チップで世界シェアが50%を超え、最大手の座を維持すると見通しを示した。11日付蘋果日報が報じた。
TV用チップは、ライバルの聯発科技(メディアテック)がシャープや中国の創維集団(スカイワース)、海爾集団(ハイアール)から3D(3次元)映像対応製品を受注。聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)や瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)も参入し、Mスターの地位を脅かす可能性が指摘されている。これについて梁董事長は、TV用チップは開発に通常1年を要する上、地域によって異なる放送信号に対応しなければならず、一朝一夕で成果は出ないため、今後もライバルの追随は困難と強調した。
携帯電話向けチップは、中国、インド、南米やアフリカなど新興市場を好感し、下半期の売上構成比が10%以上になると見込む。タッチパネル関連ICは年初から量産、スマートフォン向けに主に出荷しているが、年末にタブレット型パソコン市場にも参入する計画だ。来年の出荷目標は月100万個。
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