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台湾ホンダの生産、9月に震災前水準回復


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年6月14日_記事番号:T00030608

台湾ホンダの生産、9月に震災前水準回復

 台湾ホンダはこのほど、屏東工場の生産体制の7月からの復旧と、8月からの二交代制の実施を明らかにした。日産量は7月中60~80台、8月には120台に引き上げ、9月は月産2,200台と震災前の水準に戻す。ただ同社は生産体制の復旧が遅れたことで、4~7月の新車供給が減少、通年販売目標を3万台から2万6,000台に下方修正した。14日付工商時報が伝えた。

 東日本大震災後のサプライチェーン断裂で影響を受けた日系自動車メーカーの生産体制は、5月から復旧が進み、台湾ホンダが正常生産に戻ることで、9月までに全社が震災前の体制に復旧する見通しとなった。

 業界では日産自動車の台湾総代理店、裕隆日産汽車が、5月にいち早く残業体制を回復させており、6月は販売台数4,000台を目指す。トヨタ車生産の国瑞汽車は5月下旬から正常化、7月からは残業体制を採る。また、年初の通年販売目標15万台を修正する考えはないとしている。