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可塑剤入り乳化剤の昱伸香料、経営者に25年求刑


ニュース 食品 作成日:2011年6月14日_記事番号:T00030610

可塑剤入り乳化剤の昱伸香料、経営者に25年求刑

 彰化地検は13日、有害な可塑剤を加えた乳化剤を出荷したとして、昱伸香料(新北市中和区)の経営者、頼俊傑容疑者(57)を食品衛生管理法違反などで起訴し、懲役25年、罰金1,000万台湾元(約2,800万円)を求刑した。また、法人としての昱伸香料にも罰金2億元を求刑した。14日付蘋果日報が伝えた。


拘置所に移送される頼容疑者。記者団の質問に対し「間違っていた。社会に申し訳ない」などと語った(13日=中央社)

 検察は昱伸香料が1996年から可塑剤入りの乳化剤やジャムを16社に出荷し、末端の食品メーカー400社に流通させ、1,000品目を超える食品を汚染させたと指摘した。

 このほか、頼容疑者の妻、おじに懲役20年、罰金700万元、可塑剤を昱伸香料に販売した金童企業の経営者に懲役15年、罰金500万元、法人としての金童企業に罰金1億元がそれぞれ求刑された。