ニュース 電子 作成日:2011年6月14日_記事番号:T00030612
中華電信は、ブロードバンドインターネット接続サービス事業で、「2015年までに通信速度100メガビット毎秒(Mbps)の接続世帯を80%に」とするデジタル・コンバージェンス(融合)政策の政府目標実現に合わせ、今後3年でネットワーク整備に1,000億台湾元(約2,800億円)を投じることを決めた。証券会社は投入資金の70%、700億元が台湾メーカーからの設備調達に充てられるとの予測を示し、関連メーカーにとって極めて大きな商機となると指摘した。14日付工商時報が伝えた。
同社は次世代ネットワークの整備にこれまで年間200億元の予算を計上していた。今年の設備投資は全体で326億元を予定しているが、ユーザーの通信速度(下り)50Mbpsおよび100Mbpsプランへのアップグレード動向をみて、下半期に投資額を引き上げるか決定するという。証券会社は、同社の来年、再来年の設備投資額も相当な高水準になるとみている。
中華電信によると、通信速度50Mbpsのネットワークは既に78%の世帯にサービス可能となっている。ただ現在同プランを利用するユーザーは6万件にすぎない。接続料金引き下げにより、来年にはこれを一気に100万件まで引き上げたい方針だ。
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