ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

欧州の親台派議員、台湾の地位問題でWHOに抗議文書


ニュース 政治 作成日:2011年6月15日_記事番号:T00030623

欧州の親台派議員、台湾の地位問題でWHOに抗議文書

 世界保健機関(WHO)が台湾を「中国の一省」扱いするよう求めた秘密文書の存在を暴露した管碧玲立法委員(民進党)は14日、欧州議会の親台派議員20人が同日、連名でWHOに抗議文書を送ったことを明らかにした。15日付自由時報が伝えた。

 抗議文書は「WHOが台湾を中国の一省と見なすのは、完全に国際法上の根拠を欠く」とする内容だ。

 その上で、陳馮富珍(マーガレット・チャン)WHO事務局長(香港籍)を名指しし、「中国公民であるあなたが、WHOが台湾を中国の一省とする立場を堅持するならば、WHOの組織としての名声をおとしめるのみならず、あなた個人の公平性に対する疑念を招くことになる」と指摘した。

 欧州議会の国会議員らは先月25日、欧州委員会に台湾を中国の一省と見なすことに反対する内容の質問文書を送ったのに続き、14日にWHOに抗議文書を提出した。