ニュース 商業・サービス 作成日:2011年6月15日_記事番号:T00030629
食品の可塑剤汚染事件で、原材料の安全性に注目が集まる中、家楽福(カルフール)および大潤発(RTマート)の量販店2社で、自社ブランド商品の一部に製造元が記載されておらず、量販店側が「製造元は企業秘密に当たる」と説明していることが、王鴻薇台北市議(新党)らの指摘で14日までに分かった。15日付中国時報が伝えた。
王市議は「大潤発の顧客相談窓口に電話したところ、『企業秘密』を理由に説明をごまかされた」と述べ、大手コンビニエンスストアや他の量販店が製造元をすべて表示している一方で、両社の対応は消費者の知る権利を無視していると批判した。
陳彦伯台北市議(新党)も「製造元の表示がないと、消費者は商品の製造過程や原材料の調達先について調べることができない」と指摘した。
これに対し台北市政府は、表示記載方法に違法はないが、業者に改善を求めるとともに、中央政府に法律による規範づくりを促す方針を示した。
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