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中国製ショウガ粉末、高濃度の可塑剤検出


ニュース 食品 作成日:2011年6月15日_記事番号:T00030633

中国製ショウガ粉末、高濃度の可塑剤検出

 行政院衛生署は14日、中国の「陝西禾博天然産物有限公司」(陜西省西安市)から2008年6月に輸入されたショウガエキス粉末から可塑剤のフタル酸ジイソブチル(DIBP)が3万3,100ppmという高濃度で検出されたと発表した。15日付中国時報が伝えた。

 今回のケースは、輸入業者の「輝陽(美隆)公司」が独自検査で問題を発見し、衛生署に検査を依頼したことで判明した。

 衛生署は中国側に可塑剤検出の事実を通報するとともに、輸入済みの50キログラムの出荷を差し止めた。

 また、禾博の他の製品を衛生署食品薬物管理局がサンプル調査したところ、大豆エキス粉末からDIBPが41ppm、オリーブの葉エキス粉末からフタル酸ジブチル(DBP)が441ppm検出された。

 衛生署は今後、禾博製品については、可塑剤が含まれていない旨の検査書類が添付されていない場合、輸入を認めない。また、中国製の植物エキス粉末、液体はすべて衛生署のサンプル検査を義務付ける。