ニュース 家電 作成日:2011年6月15日_記事番号:T00030637
15日付電子時報によると、光学機器受託生産メーカー、亜洲光学(アジア・オプティカル)が2011年のデジタルカメラ出荷台数目標を、年初の1,000万台から700万台に引き下げたもようだ。近年スマートフォンや一眼デジカメに押され、コンパクトデジカメ世界市場の年成長率が5%未満にとどまっている飽和状態が背景にあるとみられる。
亜洲光学のデジカメ月産台数は現在約60万台。今年からコダックやゼネラル・エレクトリック(GE)の受注を獲得した。さらに第2、3四半期にはニコン、オリンパス、富士フイルムの新機種の生産も始まるため、今年の出荷台数は昨年の約400万台から大幅増が見込めるものの、1,000万台達成は困難とみられる。
なお、同業大手の佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)および華晶科技(アルテック)は今年のデジカメ出荷について、日系ブランドが円高の影響で生産の外部委託を拡大していることなどから、佳能は昨年の2,300万台以上、アルテックも2,000万台を超えると見込んでいる。
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