15日付工商時報によると、ノートパソコン受託生産大手、英業達（インベンテック）は、ヒューレット･パッカード（ＨＰ）が７月１日に発売予定のタブレット型パソコン「Touch Pad」を独占的に受託生産しているようだ。
今月19日予約販売開始でＨＰ初のタブレットＰＣとなる9.7インチ機種は16ギガバイト（GB）が499.99米ドル、32GBが599.99米ドルで、サムスン電子とほぼ同水準だ。昨年買収したパームのモバイルＯＳ（基本ソフト）「webOS」搭載が特徴。業界関係者によると、８月発売の７インチ機種もインベンテックが手掛ける。
ＨＰは当初、サプライヤーに月間出荷目標20万～30万台を示していると観測されていたが、40万～45万台に引き上げたようだ。証券会社予測によると、インベンテックは今年のＨＰからのタブレットＰＣ受注が300万台を超える可能性もある。
