ニュース 電子 作成日:2011年6月15日_記事番号:T00030646
電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(EIH)の劉思誠董事長はこのほど、タブレット型パソコン人気について「電子ブックリーダー市場にダメージはないばかりか、『デジタル読書』に対する消費者の認識が高まる」とメリットを強調した。その上で、閲覧の快適さに強みを持つ電子ブックリーダーと機能性に優れたタブレットPCは市場が異なるため、共に成長が可能と指摘。電子ペーパーの出荷量は今年2〜3倍に増えると楽観見通しを示した。15日付電子時報が報じた。
また第3四半期には、電子ブックリーダー中国最大手、漢王科技(ハンボン・テクノロジー)が元太の技術を使った9.68インチのカラー電子ブックリーダーを発売するほか、電子ブックリーダー「キンドル」を販売するインターネット小売り最大手、米アマゾン・ドット・コムも、元太の電子ペーパーソリューションを利用したカラーリーダーを発売するとの観測が出ており、元太の同期業績は大幅な成長が見込まれる。
ただ、観測について劉董事長はコメントを避けた。
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