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a−Si駆動のAMOLEDパネル、RiTが年末に量産


ニュース 電子 作成日:2011年6月15日_記事番号:T00030647

a−Si駆動のAMOLEDパネル、RiTが年末に量産

 錸徳科技(ライテック)傘下の有機EL(OLED)パネルメーカー、錸宝科技(RiTディスプレイ)は14日、同社が世界で初めて生産に成功したアモルファスシリコン(a-Si)で駆動するアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式の液晶パネル(3.5インチ)を「台湾平面顕示器展」(ディスプレイ台湾)で展示した。王鼎章・同社執行長は、既にスマートフォン大手に認証のためのサンプルを送付しており、年末にも量産、出荷すると表明した。15日付経済日報が伝えた。

 王執行長によると、同社は生産ライン6本のうち2本を既にAMOLED製品に切り替えており、3.5インチに換算すると月産能力は10万枚に上る。

 証券会社によると、現在AMOLEDパネルの主要メーカーはサムスン電子のみとなっており、同社からの供給が滞ることを懸念するスマートフォンメーカーがサンプルの取り寄せ依頼が相次いでいるという。

 RiTディスプレイは、今年通年で売上高15億台湾元(約42億円)を見込んでいる。