ニュース 社会 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030654
環境ホルモンの影響で、台湾人男性が「女性化」しているのではないかとの指摘が医学界から示されている。16日付中国時報が伝えた。
最近30~40代の男性が疲労、性欲減退、勃起(ぼっき)障害などの症状を訴えるケースが増えているが、検査を行うと、男性ホルモンのテストステロンの分泌が低下している傾向が明らかに見られるという。医学界からは、台湾では環境ホルモンの濃度が高いことが女性化の原因ではないかとの指摘が相次いでいる。いわゆる環境ホルモンには、現在社会問題化している可塑剤も含まれる。
耕莘医院精神科の楊聡財医師は「ストレスが男らしさを失う重要要素ではあるが、医学界は最近の可塑剤の影響を懸念している」と述べ、可塑剤を摂取した若年層が女性化するのではないかと懸念を表明した。
新光医院泌尿器科の黄一勝医師は「40代以上の男性の19~25%にテストステロンの分泌不足が見られ、他国との比較しても平均レベルだ。ただ、30代の男性については大規模な調査が行われたことがなく、研究が必要だ」と指摘した。
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