ニュース 社会 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030655
行政院衛生署が15日発表した2010年の台湾人の死因統計によると、がん(悪性新生物)が28.4%を占めて最も多かった。衛生署国民健康局(国健局)の孔憲蘭副局長は死因の上位10項目のうち、▽がん▽心疾患▽脳血管疾患▽糖尿病▽高血圧▽腎炎──の6項目が肥満と関係としていると指摘した。台湾では15歳以上の男性の51%、女性の37%が肥満に当たるといわれている。16日付蘋果日報などが伝えた。
死因1位のがんによる死者数は昨年4万1,046人に上り過去最高を記録した。約13分に1人ががんで死亡した計算になる。2位以下は多い順に、▽心疾患(高血圧は含まず)、1万5,675人(全体の10.8%)▽脳血管疾患、1万134人(同7%)▽肺炎、8,909人(同6.2%)▽糖尿病、8,211人(同5.7%)──。
09年に11位だった高血圧は9位に上昇した。孔・国健局副局長は喫煙、塩分の取り過ぎや肥満などを主な原因に挙げ、1日の塩分摂取量を6グラム以下に抑えれば2〜8mmHg、体重が1割減少すれば6mmHg血圧を下げることが可能だと語った。
また、10年の総死者数は14万4,409人で、男性の死者数は女性の1.6倍だった。平均余命(10年生まれの平均余命予測)は男性76.2歳(前年比0.1歳増)、女性82.7歳(同0.3歳増)となった。
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