ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030664
中国鋼鉄(CSC)の鄒若斉董事長は15日、定時株主総会で、「国際鉄鋼市場には景気反発の兆しが見えている」と語り、その上で「大陸(中国)の第12次5カ年計画(2011〜15年)で、中部、西部での開発に拍車がかかり、鋼材の需要が増え、国際価格を押し上げる」と予測した。しかし、価格の反発が持続するどうかは、早くとも8〜9月にならなければはっきりしないとの見方を示した。16日付工商時報が伝えた。
鄒董事長は今後の投資計画について、今後5年間で1,000億台湾元(約2,800億円)を超える投資を行う方針を明らかにした。商品開発、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の第2期拡張計画などに加え、原料自給率の引き上げに主眼を置く。
一方、鉄鋼業界での賃上げの流れを受け、同社董事会は15日、従業員の賃金を4月にさかのぼり3.5%引き上げることを決議した。賃上げ幅は同社設立以来で最大となる。鉄鋼業界では既に義聯集団(Eユナイテッド・グループ)が3%の賃上げを決めている。
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