ニュース 家電 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030668
家電大手、声宝(サンポ)の陳盛沺会長は15日、年内にも第三者割当増資を実施し、中国の家電メーカー1~2社から出資を受け入れる計画を明らかにした。16日付経済日報が伝えた。
資本提携先としては、海爾集団(ハイアール)やTCL集団が有力視されているもようで、サンポの株式を合計で10%程度取得する見通しだ。実現すれば、台湾の上場家電メーカーが中国資本を受け入れる初のケースとなる。
陳会長はまた、提携先のシャープと3カ月以内に台湾で合弁会社を設立し、インバーターや省エネ機能を搭載した高級家電を日本や中国に出荷する計画も明らかにした。既に提携拡大に向けた作業グループを設置しており、工場は台北から新竹にかけての地域に設置する。サンポは林口工場の活用を検討している。
このほか、中国人旅行客の台湾自由旅行解禁に合わせ、サンポは台湾で購入した家電製品を中国で受け取れるサービスの展開を予定している。
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