ニュース 電子 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030670
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)の周永明執行長は15日、下半期も楽観しており、期待できると強調した。一部の外資系証券会社からは、HTCが第2四半期にサプライヤーへの部品発注を減らしているとして同社の今後を慎重視し、「黄金期は過ぎ去った」との見方も出ているが、これを否定した格好だ。16日付工商時報などが報じた。
米国のアップルストアでの買い物を目撃された王雪紅董事長は15日、「HTCしか使っていない」と語った(15日=中央社)
周執行長は部品発注削減について、東日本大震災後に強化した調達が、現在正常水準に戻っただけだと強調。業界関係者も、第2四半期の部品調達が1,400万台分に上るという観測が当初浮上したが、その後1,200万〜1,300万台に落ち着いたのは東日本大震災の影響を見越した調達強化による重複発注が原因だと指摘した。一方、同社の出荷台数について、第3四半期は過去最高の1,300万〜1,400万台、通年では5,000万台もあり得ると予測した。
あるスマートフォンメーカーは、HTCのタブレット型パソコン「Flyer」について、独走状態の米アップル「iPad」との正面対決を避け、手書き入力や高価格など独自路線で大量出荷に踏み切らないのは賢明な選択だと指摘した。
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