ニュース 電子 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030671
プリント基板(PCB)メーカー、精成科技(グローバル・ブランズ・マニュファクチャー)の朱有義総経理は15日、第3四半期のノートパソコンおよび自動車用PCB価格を7~10%引き上げると発表した。第2四半期に続く今年2度目の値上げだ。PCBメーカーはここ数年、原材料費や中国の人件費上昇で利益が圧迫され、さらに今年は台湾元高、原油と貴金属の価格上昇、季節性の労働者不足にも直面している。16日付経済日報が伝えた。
一方、東日本大震災の影響で4月業績はやや低迷したものの、朱総経理はノートPC向け需要が力強く、第2四半期の稼働率は95%超だと強調した。下半期の受注もフル稼働が見込まれるほど良好で、上半期より成長する見通しだ。
なお、ノートPC用PCB世界2位の金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)は5月連結売上高が前年同月比12.96%増の15億2,750万台湾元(約43億円)で、過去31カ月で最高だった。ノートPC用PCBの需要に弱まりはみられず、タブレットPC用受注も加わり、8月まで受注見通しが立っているという。
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