ニュース 電子 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030673
宏碁(エイサー)は15日、今年のタブレット型パソコン出荷目標を250万〜300万台へと、従来の500万〜700万台から一挙に5割以上引き下げた。第2四半期、第3四半期の出荷目標も各80万台に改めた。16日付中国時報などが報じた。
王振堂董事長は、昨年第4四半期からPC販売減で流通在庫を消化できなくなったと説明。5〜6週にまで高まった在庫水準を最終的に2〜3週へ引き下げる考えを示した(16日=中央社)
エイサー内部では、タブレット出荷目標の大幅な下方修正は3月末で辞任したジャンフランコ・ランチ前執行長(CEO)の設定した目標が高過ぎたためで、現在の予測が適切だとの声も聞かれる。
Q2PC出荷、4位に転落も
王振堂同社董事長は第四半期のPC出荷台数について、従来予測通り前期比10%減、第3四半期は前期比で小幅に増え、第4四半期はさらに成長すると見通しを示した。ただ通年では前年より減少すると予測した。
PC業界関係者は、エイサーは第2四半期PC出荷台数で聯想集団(レノボ)に追い抜かれる可能性もあると指摘した。市場調査機関、IDCの調査によると、第1四半期出荷はエイサーが世界3位の901万台、4位レノボは818万台で80万台差だった。
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