ニュース 電子 作成日:2011年6月16日_記事番号:T00030677
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は、同業の和艦科技(中国・江蘇省蘇州市)を吸収合併する計画が一部株主や監督機関の反対で見送られたことを受け、戦略を練り直し、和艦科技の株式を35%取得し、先に資本提携を目指すことを15日の定時株主総会で決議した。16日付経済日報が伝えた。
UMCは8,100万米ドルで和艦科技の株式20%を取得し、和艦側が無償で譲渡する15%と合わせ、35%の株式を取得することになる。取得価格は和艦側の純資産減少を反映し、当初の合併計画に比べ10%安く設定された。近く監督機関に申請を行う。
UMCと和艦科技の合併計画は当初、双方の株主総会で可決されたが、台湾証券交易所(証券取引所)の関連規定で、新株発行による合併が不可能と判明したため、UMCは昨年11月、合併に向けた和艦科技との契約をいったん解消し、計画の見直しを進めていた。
UMCが最終的に和艦の全株式取得を目指す方針には変更がない。ひとまず35%の株式取得を監督機関に申請し、次の一手を探る戦略とみられる。
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