ニュース 商業・サービス 作成日:2011年6月17日_記事番号:T00030686
中国人の台湾自由旅行解禁を前に、財団法人消費者文教基金会(消基会)が、中国人観光客が宿泊することの多いホテルの国際電話料金を抜き打ち調査したところ、円山大飯店(グランドホテル、台北市)では、客室からマカオへかけた場合、1分120台湾元(約330円)の通話料がかかるなど一般市場とはかけ離れた高額設定となっていることが分かり、市民からは「ぼったくり」との批判も上がっている。17日付蘋果日報が報じた。
消基会の蘇錦霞董事長によると、ホテルから中国への電話料金が高過ぎるとの苦情が中国人観光客より寄せられたことから、ホテル12軒を対象に調査を実施した。
その結果、円山ホテルの国際通話料が最高で、マカオ以外への通話も、▽日本、1分104元▽中国大陸、同96元▽香港、同92元──と、一般家庭の固定電話(中華電信)からかけた場合、▽日本、1分13元▽中国大陸、同13元▽香港、同10元──の6.7〜9.2倍となっていた。次いで高かったのは台北喜来登大飯店(シェラトン・タイペイ・ホテル)で、▽日本、中国大陸、マカオへ1分66元▽香港へ同63元──だった。
消基会は、適切な料金設定に見直すよう求め、ホテル側も引き下げの余地があるか再検討すると表明した。
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