ニュース 医薬 作成日:2011年6月17日_記事番号:T00030689
馬英九総統は16日、台北栄民総医院で医療関係者との座談会に臨み、現在の全民健康保険に代わり、来年導入される第2代全民健康保険について、「財務バランスは5年間維持することができる」として、5年間は保険料を据え置くよう求めた。17日付中国時報が伝えた。
台北栄民総医院の看護師を激励する馬英九総統(総統府リリースより)
馬総統はまた、医療機関の職場環境改善について、労働時間、業務量、待遇の3方面で改善が求められると指摘した上で、「看護担当者が定時で帰れるようにしたい」と述べた。また、健保制度見直しで、医師の収入が大幅に減ることがないように、行政院衛生署がさまざまな方策を検討していることも明らかにした。
一方、馬総統は今年1月に台北栄民総医院に設置を認めた「重粒子線がん治療センター」について、民間との協力で早期に設置されることに期待感を示した。同センターの設置には45億台湾元(約125億円)の費用が必要で、これまでに民間から25億元の出資が集まっている。早ければ3年後の診療開始を目指す。
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