ニュース 石油・化学 作成日:2011年6月17日_記事番号:T00030692
台湾中油(CPC)の朱少華董事長は16日、2015年までに操業を停止する高雄製油所(高雄市楠梓区)および第5ナフサ分解プラント(同、通称五軽)をマレーシアに移転する計画について、同国政府がジョホール州を移設先として検討を進めており、来年中ごろには計画が正式決定すると明らかにした。朱董事長によると、高雄製油所の移転は確定しており、移設時期は2015年の見込み。第5ナフサについては台湾にとどめることを希望しているが、地元住民の了承が得られなければ共にマレーシアへ移転したい考えだ。17日付経済日報などが報じた。
なお朱董事長は、政府の高付加価値化政策に合わせ、5年後には研究開発(R&D)年間予算を現在の約15億台湾元から50億元(約140億円)まで引き上げると表明した。その上で、高雄製油所跡地にグリーンエネルギー研究所と新素材試験生産および検査・認証センターを設置する考えだ。
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