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作成日：2007年10月9日_記事番号：T00003070
佳世達と冠捷、ＬＧの液晶ＴＶ80万台を受注
佳世達科技（Qisda）と冠捷科技（ＴＰＶテクノロジー）は、韓国ＬＧ電子から合わせて80万台の液晶テレビを受注した。ＬＧは８日、低価格攻勢で北米市場シェア１位を獲得した瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）の「Ｖｉｚｉｏ」に対抗すべく、初めて台湾メーカーに液晶テレビをＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）発注を行うと発表。発注台数80万台のうち、佳世達が50万台、冠捷が30万台を請け負う。これにより、佳世達と冠捷にパネルを供給する友達光電（ＡＵＯ）と奇美電子（ＣＭＯ）も恩恵を受けることになる。
パネル業界は来年も引き続き旺盛な需要による供給不足が予想され、関連メーカー、ブランドメーカーにとってパネルの安定した供給を確保することが重要な課題となっている。パネルメーカーの業績は今年よりさらに上昇するとみられる。９日付工商時報が報じた。
