ニュース 電子 作成日:2011年6月17日_記事番号:T00030700
携帯電話端末の受託生産大手、華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は、機能フォン(フィーチャーフォン)の分野で最大手の座を固めたのに続き、スマートフォンの受託生産に再参入した。既に日系メーカーのアンドロイド機種を受注したもようで、引き続き大手メーカーからの受注を目指す構えだ。17日付電子時報が伝えた。
証券業界は、アリマのスマートフォン出荷台数が、2012年には400万~500万台に達するとみている。出荷台数ベースでは全体の15~20%だが、売上高ベースでは30~40%を占める見通しだ。
アリマはモトローラ、ソニーエリクソン、LGエレクトロニクスなどの機能フォンを受託生産しており、これまでの提携関係を基にスマートフォンの受注拡大を目指す構えとみられる。
同紙は「アリマは華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)や富士康国際(FIH)と顧客が重複しており、今後はスマートフォンのODM(相手側ブランドによる設計・製造)受注をめぐる競争が激化する」との見通しを示した。
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