ニュース 電子 作成日:2011年6月17日_記事番号:T00030706
DRAMメーカー各社は今年、スマートフォン、タブレット型パソコンなどモバイル機器向けに高い需要が見込まれるモバイルRAMに相次いで参入したが、早くも供給過剰の兆しが見え始めている。17日付電子時報が伝えた。
DRAMメーカーは、PC用DRAMの相場下落を受け、利益確保が見込めるモバイルRAMに相次いで参入したが、当てが外れた格好だ。
エルピーダメモリは既に、モバイルRAMの生産量の調整に入り、再びPC向けDRAMの生産を増やした。しかし、PC向けDRAMの価格も2ギガビット(Gb)DDR3チップの単価が1.50米ドル割れを目前にするなど、厳しい状況だ。
一方、クラウドコンピューティングの普及でサーバーの需要が増えると見込み、サーバー用DRAMの生産を強化したメーカーもあったが、業界ではモバイルRAMと同様に供給過剰に陥る可能性を指摘する声が出ている。
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