ニュース 運輸 作成日:2011年6月20日_記事番号:T00030714
台湾を訪問している中国福建省の陳樺副省長は17日、同省の平潭島と台中を結ぶ貨客船を年内にも就航させる方針を明らかにした。所要時間は2時間半で、台湾本島と中国を結ぶ航路としては最速となる。18日付経済日報が伝えた。
平潭島は中国が海峡西岸経済特区の拠点と位置付けている地域で、「平潭綜合実験区」として、インフラ整備が進んでいる。平潭島から台湾の新竹までは直線距離126キロで、台湾海峡の最も狭い部分に当たる。
陳副県長は、同実験区に今年だけで300億人民元(約3,700億円)、3年以内に1,000億人民元、5年後までに2,500億人民元の建設投資が見込まれるとし、台湾企業に工場設置を求めた。
現在、同実験区に投資を検討している企業は、台湾企業が3分の1を占めている。これまでに中華民国中小企業協会、磐石会(中部の商工団体)、海峡産業投資基金、冠捷科技(TPVテクノロジー)、遠雄集団(ファー・グローリー・グループ)などが関心を示し、一部は既に着工されている。
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