ニュース 運輸 作成日:2011年6月20日_記事番号:T00030717
長栄航空(エバー航空)の張国煒総経理は19日、機体更新のため、少なくとも25機を購入する計画を明らかにした。中国人の台湾自由旅行が解禁されれば、輸送力不足に陥ると懸念されること、および使用年数が既に10〜20年の旧型機は燃費効率が悪いことが理由だ。購入費用は、同社設立以来で最大規模の35億米ドルに上ると業界では予測されている。20日付工商時報が報じた。
桃園〜グアム線の第1便は、張国煒エバー航空総経理が自らパイロットを務めた(18日=中央社)
欧米への長距離路線向けワイドボディ機には、ボーイング社のB777−300ERを1機当たり2億米ドルで約10機購入する計画だ。これによりエバー航空が保有する同型機は25機に増え、同社長距離路線の主力機体となる。
また中台路線などアジア短中距離路線向けナローボディ機には、B777またはエアバス社のA320を15機、1機当たり約5,000万米ドルで購入予定だ。
計画は早ければ下半期に確定する予定だ。ナローボディ機の導入を優先し、来年末にも新機体が投入される見込みだ。
またエバー航空は18日、桃園〜グアム線に就航した。グアム行きは▽火曜日と土曜日の午後10時45分桃園発、翌日午前4時40分グアム着(現地時間)──、帰りは▽水曜・日曜の午前6時10分グアム発、午前8時15分桃園着──の運航となる。
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