ニュース 医薬 作成日:2011年6月20日_記事番号:T00030719
政府補助で受けられる40歳以上の健康診断について、8月1日から▽ウエスト周囲▽高比重リポタンパク(HDL)▽うつ病(簡易検査)▽B型、C型肝炎▽推算糸球体ろ過量(eGFR)▽BMI(ボディマス指数、体重を身長の2乗で割った数値)──などの項目が追加される。健康保険カードを持参し、「掛号費」(日本の初診料・再診料に相当)を払えば受けられる。
今回、項目が追加された背景には、行政院衛生署が先ごろ発表した2010年の台湾人の死因統計で、死因の上位10項目のうち、6項目が肥満と関係としていたことがある。
衛生署国民健康局(国健局)の孔憲蘭副局長は、今回追加した項目のうち、ウエスト周囲とBMIは肥満かどうかを判断するためで、HDLは心血管疾患リスクをより正確に判定するためと説明した。このほかeGFRは腎臓の状態をより詳しく調べるためだ。
なお政府補助で受けられる健康診断は、40歳以上が3年に1回、65歳以上は年に1回となっている。ただB型、C型肝炎検査は満45歳を対象に生涯1回のみ。
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