ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年6月20日_記事番号:T00030726
中国・浙江省杭州市で地元政府が進める電気自動車(EV)モデル運行計画に裕隆汽車製造の「LUXGEN(納智捷)」ブランドの台湾製EVが採用され、17日に現地で引き渡し式が行われた。陳国栄総経理が同日開かれた定時株主総会で明らかにした。18日付工商時報が伝えた。
裕隆汽車のEVは今回、正式に中国市場に進出を果たしたことになる。陳総経理は「裕隆のEV事業が両岸(中台)で正式に始まったことを象徴する出来事だ」と述べた。
引き渡されたのは、台湾・三義工場で生産したLUXGENの「MPV EV+」「SUV EV+」「CEO EV+」の計3台で、現地の政府機関で使用されることになっている。
陳総経理は「台北花博で13万8,000人に試乗してもらい、車輌研究測試中心(ARTC)の厳しいテストでも高評価を得ている。中国は第12次5カ年計画(2011~15年)で新エネルギー車の開発に力を入れており、各地の政府が高額の補助や奨励を行っている」などとして、中国でのEV事業に楽観的な見通しを示した。
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