ニュース 電子 作成日:2011年6月20日_記事番号:T00030735
20日付電子時報によると、携帯電話需要が減退しているとの観測から、ファウンドリー業界で第3四半期の受注量予測を相次いで下方修正しているとの見方が出ている。最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は既に、同期受注目標を当初の2けた成長から、1けた成長に引き下げたとされる。一方で同社は、通年売上高成長20%の目標達成に向けた対策にも着手したもようだ。
同紙によるとTSMCは、2〜3週間前の時点では第3四半期の受注成長率を10〜20%とみていたが、機能フォン(フィーチャーフォン)やタブレット型パソコンの需要不振、IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)による東日本大震災後の過剰発注などを受けて、一部発注が第4四半期にずれ込んでおり、TSMCの同期受注量は7〜9%の成長にとどまるとみられる。
一方、業界2位の聯華電子(UMC)も、携帯電話市場全体としては、今年下半期は予想ほど振るわないとの見方で、同市場からの売り上げが過半を占める同社業績にも影響が出ると懸念を示している。
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