スーパーマーケットの頂好（ウェルカム）を展開する恵康百貨は今年、老朽化した店舗20数店の改装に約5,000万台湾元（約１億4,000万円）を投じる。下半期には３〜４店の新規出店も予定している。21日付経済日報が伝えた。
恵康百貨はまた、高級スーパー、ジェイソンズ・マーケットプレイス台北101店も3,000万元を投じて改装する。同社が今年改装に投じる金額は合計約8,000万元に上り、過去５年で最大規模となる。
頂好はかつて、スーパーマーケットで台湾最大手だったが、現在は店舗数582店を擁する全聯福利中心に首位の座を奪われている。頂好の店舗数はジェイソンズ・マーケットプレイスと合わせて計286店舗。ここ数年は開店ペースが鈍化している。店舗内にパン屋を開設したり、サブブランド店の「恵聯社」の展開などを試みているが、市場の好評は得られていないようだ。
