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広達と緯創の9月の売上高、過去最高を更新


ニュース 電子 作成日:2007年10月9日_記事番号:T00003075

広達と緯創の9月の売上高、過去最高を更新

 
 下半期のハイシーズンを迎えノートブック型パソコンメーカーの業績が好調だ。

 ノートPC受託製造最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の9月の連結売上高は、前月比5.7%増の795億2,800台湾元(約2,860億円)で過去最高を更新した。今年1~3四半期累計の連結売上高は前年同期比65%成長の5,207億6,000万元。ノートPC出荷台数も9月は310万台で8月の280万台を上回り、2カ月連続で過去最高を更新した。今年1~3四半期累計は2,240万台でノートPCのOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーで依然世界1位。証券会社は、米デルがウォルマートでの店頭販売に向け出荷を開始したため、広達の第4四半期の出荷台数は少なくとも850万台を超え、通年では初めて3,000万台を突破する可能性もあると見ている。

 緯創資通(ウィストロン)の9月の売上高も297億7,900万元で過去最高。デルや宏碁(エイサー)が出荷台数を伸ばし、さらにソニーから受注した液晶テレビの出荷が始まるため、10月も過去最高の売上高を更新するとみられる。9日付中国時報が報じた。