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SASと合晶光電、半導体エピウエハー5割増強へ


ニュース 電子 作成日:2011年6月21日_記事番号:T00030759

SASと合晶光電、半導体エピウエハー5割増強へ

 シリコンウエハーの中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)、および合晶科技(ウエハーワークス)はともに、傘下の半導体エピタキシャルウエハー事業で今年、需要が好調なことから5割以上の生産能力拡充を進めている。21日付経済日報が伝えた。

 太陽電池用シリコンウエハーを主力とするSASは、出資先の米グロービテックが半導体エピウエハーをテキサス・インスツルメンツ(TI)やフェアチャイルド・セミコンダクターなど世界大手に供給している。現在のフル稼働状態が第3四半期まで続く見通しで、月産能力を現在の30万枚(6インチウエハー換算)から、第3工場の増設により最大50万枚まで拡大する構えだ。

 ウエハーワークスは、傘下の上海晶盟硅材料を中心に、台湾積体電路製造(TSMC)の中国・松江工場や、中国ファウンドリー大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)などに供給する。月産能力は拡充を重ね、年初の10万枚から15万枚に、年末までに20万枚を目指す。