ニュース 社会 作成日:2011年6月22日_記事番号:T00030769
国立陽明大学・学校衛生研究中心主任の劉影梅博士を中心とするチームが、台湾の小中高生3万1,751人を対象に行った健康調査を基に、国連のレポートと比較したところ、台湾の6〜18歳における肥満児の割合は26.8%と、アジアで最高、世界で16位となっていることが明らかとなった。調査チームは、肥満児が多い2大要因は、長時間座ってテレビを見たりインターネットを利用したりすること、および睡眠時間が少ないことにあると指摘。「よく寝て、よく体を動かすよう」子どもたちに呼びかけている。22日付中国時報が報じた。
調査結果を基に劉博士は、肥満化の決定的要因は飲食習慣ではなく、生活習慣だと指摘。睡眠時間が7時間45分以下で、毎日座ったまま2時間以上テレビを見る子どもは、満腹信号を伝えるホルモン「レプチン」が減少、食欲を増進させる働きを持つ「グレリン」が増加し、太りやすくなると分析した。
なお睡眠時間が8時間以下の場合、肥満リスクが1.7倍に、1日に2時間以上ディスプレイに向かう子どもは、男子で1.4倍、女子で1.9倍、リスクが増すという。特に女子の場合は、1週間に2時間以上の運動をしなければ肥満リスクが3.3倍と大幅に増すそうだ。
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