ニュース 医薬 作成日:2011年6月22日_記事番号:T00030776
新北市政府労工局がこのほど、市内12病院を抽出し、看護師、薬剤師、呼吸療法士を対象に行った勤務実態調査の結果、超過勤務時間や連続出勤が労働基準法(労基法)の規定に違反していたとして、約6割に当たる7病院に違反1項目につき6,000台湾元(約1万7,000円)の罰金が科された。超過勤務では仁安医院(土城区)で1日16時間、連続出勤日数は宏済神経精神科医院(新店区)で19日など、過酷な勤務実態が明らかになった。22日付中国時報が伝えた。
現行の労基法では、1日の勤務時間は12時間まで、1カ月の超過勤務時間は46時間までと上限が規定され、7日間に1日の休みが義務付けられている。
今回、違反が指摘されたのは、上記2医院のほか、▽恩主公医院(三峡区)▽耕莘医院(新店区)▽祥顥医院(中和区)▽名恩療養院(鶯歌区)▽徳全医院(板橋区)──。うち耕莘医院は2度目の違反で罰金3万元が課された。
労工局は、再調査を行った上で、改善が見られない場合は最高30万元の罰金を科すとしている。
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