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大同とサンポ、ネットテレビ普及で提携


ニュース 家電 作成日:2011年6月22日_記事番号:T00030784

大同とサンポ、ネットテレビ普及で提携

 家電大手の大同(TATUNG)と声宝(サンポ)は、インターネットテレビの普及が進むとみて、マルチメディア事業の您録科技(TGC台湾)と業務提携した。今回の提携を通じ、各社はインターネット接続機能付きの42インチ液晶テレビ「LiTV」を販売する計画だ。

 TGCは米ナスダック上場でのデジタルビデオレコーダー関連技術を保有するTiVO(ティーボ)、聯華電子(UMC)の宣明智・名誉副董事長、コンサルティング会社の麦実国際管理顧問(マキシマ・キャピタル・マネジメント)の方国健董事長が共同で2004年に設立した企業。

 LiTVは、セットトップボックス(STB)機能を内蔵した液晶テレビで、3メガビット毎秒(Mbps)の接続速度があれば、ネットテレビ放送を楽しむことができる。今後は他の台湾メーカーにも提携先を拡大していく方針で、2012年末までに台湾で50万台の販売を見込む。

 大同は今年、16万~18万台の液晶テレビの販売を見込んでおり、うち10%をネットテレビとしたい考えだ。来年にはネットテレビの割合を20~25%に高めていく。