ニュース 電子 作成日:2011年6月22日_記事番号:T00030787
マザーボード業界で、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)が組織再編に失敗し、その機に乗じて最大手の華碩電脳(ASUS)がギガバイトとの差を広げている。22日付電子時報が伝えた。
業界筋によると、ギガバイトは今年1月初め、研究開発担当と事業担当の副総経理を入れ替える組織再編を断行した。その結果、社内の士気が低下し、攻めのマーケティングを欠いた結果、出荷量も減少した。このためギガバイトはこのほど組織再編を白紙化し、幹部の異動を取り消した。
一方、昨年までのギガバイトの追撃に脅威を感じたASUSは、2014年にシェア55%の確保を目指す「55巨獅計画」で引き離しにかかっていた矢先で、思わぬ敵失で出荷量を伸ばす結果となった。
ギガバイトは組織再編の白紙化で仕切り直しを図り、今年のマザーボード出荷目標である2,000万枚の達成に向け、反撃に転じる構えだ。8月にはインテルの新チップセット「X79」搭載のマザーボード商戦が始まるとみられ、第3四半期以降、ASUSとギガバイトの「AG大戦」は熱を帯びそうだ。
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